大阪歯科大学の推薦入試、過去問5年分の入手方法
1. 大阪歯科大学歯学部推薦で新たに「公募専願制」を実施
大阪歯科大学歯学部は西日本で屈指の人気を誇る歯学部で、学校推薦型選抜(推薦入試)の受験を考えている受験生も多いと思います。
大阪歯科大学は歯学部入試の大きな変更を発表しています。
推薦入試(学校推薦型選抜)では、これまで実施していた指定校推薦を廃止し、新たに「公募専願制推薦」を実施します。
大阪歯科大学の歯学部推薦入試の公募推薦はこれまで専願制ではなく、「併願可」の形態をとってきました。
メルオンの生徒でも、大阪歯科大学と東京歯科大学の推薦入試の両方に合格して、大阪歯科大学の入学を辞退して東京歯科大学に進学した生徒が何人かいました。
私立歯学部の学校推薦型選抜では「合格したら必ず入学する」という条件を付けた「専願制」が当たり前ですが、大阪歯科大学歯学部ではこれまで専願制を取っていませんでした。
それが、今年から公募推薦に「合格した場合は必ず入学する」という条件を付けた「公募専願制」を新たに実施することになりました。
これまで大阪歯科大学の指定校になっていた高校の方は指定校制推薦が無くなってガッカリかと思いますが、指定校になっていなかった高校の受験生にとっては有難い話だと思います。
この「公募専願制」に出願出来るのは各高校1名限定ですが、多くの高校では問題ないと思います。
この「公募専願制」と合わせて、これまで同様に他大学歯学部と併願が出来る「公募併願制」も実施されます。
歯学部受験生には有難い試験が残ります。
2. 大阪歯科推薦では小論文も廃止
推薦入試ではもう1点、変更があり小論文が無くなりました。
大阪歯科大学では推薦入試だけでなくすべての入試で小論文を廃止しました。
「受験生の負担を軽減する」ということからのようです。
確かに小論文が無くなることで、受験生としては受けやすくなるでしょう。
とは言え、私立歯学部受験では小論文が課される大学が多いので、小論文を全くやらないというのはリスクがあると思います。
この他に英語民間試験利用制度のスコアが変更され、ワンランクアップの「CEFR B2」以上が必要になります。
既に、このスコアを取得している受験生はいいとして、まだ取得していない受験生が英検などを受けることには賛成しません。
それほど大きな特典があるとは思いませんし、資格試験の勉強に使う時間があったら普通に受験勉強に時間を使った方がいいと思います。
3. 昨年の大阪歯科大学推薦入試の結果
昨年の大阪歯科大学推薦入試の結果を見ると、指定校を合わせて募集人員約40名に対し113名が志願し、59名が合格しています。
大阪歯科大学の学校推薦型選抜(推薦入試)では例年、募集人員を超えて合格者を出しています。
昨年の公募制推薦の合格最低点は300点満点の144点だったようです。
大阪歯科大学推薦入試を受験予定の皆さんは、昨年の過去問で半分、150点を確実に取ることをまずは目標にして下さい。
4. 大阪歯科大学推薦入試の過去問
その大阪歯科大学推薦の過去問ですが、過去問を請求すると1年分は貰えます。
まだ昨年の過去問は公表前で今、過去問を請求すると一昨年の過去問が送られてきます。
受験生としては最大でも2年分の過去問しか入手できませんが、これでは「物足りない」と感じる受験生は多いでしょう。
2年分の過去問では傾向をつかむのも難しいと思います。
大阪歯科大学歯学部を目指す受験生としては「5年分の過去問があったら」と思うのではないでしょうか?
そんな方は、高校や塾・予備校に過去問が無いか聞いてみてください。
「ある」との答えでしたら、5年分を頂いて活用するといいでしょう。
過去問を使って、60分という試験時間の自分なりの使い方を考えることは非常に有効です。
また、英語では単語・語彙問題が大問で2題出題されますが、大阪歯科の単語・語彙問題は2題とも他ではなかなか見られないような問題ですので、大阪歯科大学の英語に慣れてください。
ちなみにメルオンでも「大阪歯科大学推薦入試対策講座」を7月から開講する予定です。
この講座の受講をお申込みいただいた皆さんには、大阪歯科大学推薦入試の過去問と答えを5年分差し上げます。
もちろん、講座は過去問分析をしっかり行って「大阪歯科推薦はこれをやっておけば大丈夫」という内容のものをお届けいたします。
大阪歯科大学推薦入試対策講座のご案内は間もなくメルオンのホームページに掲載いたします。