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一般選抜の志願者、私立医学部は微減、私立歯学部は4%増

目次

 

 

1.2025年度入試の志願状況

 

 

 

2025年度医学部入試、歯学部入試について河合塾や旺文社など様々な教育機関が集計を発表しています。

 

 

どの集計も「判明分」の集計ですが、代々木ゼミナールの集計をご紹介します。

 

 

代々木ゼミナールの集計によれば、2025年度の私立大学一般選抜(一般入試)の募集人員は21万6857人。これに対して志願者は311万1152人で、
倍率は14.3倍となっています。
(いずれも共通テスト利用入試を含む)

 

 

前年の志願状況と比べると志願者数は20万6741人増え前年に比べ7.1%増となりました。

 

 

2.2025年度私立医学部一般選抜の志願状況

 

 

 

私立医学部一般選抜の志願者ですが、代々木ゼミナールは埼玉医科大学、順天堂大学医学部、帝京大学医学部、東邦大学医学部、日本医科大学の

合計5大学を除く26大学医学部の志願者について集計しています。

 

 

それによると、2025年度私立医学部一般選抜(共通テスト利用入試を含む)の志願者は7万7540人で、前年の志願者数を0.3%下回りました。
ただ、これは5校分が未集計ですので最終結果が待たれます。

募集人員は2218人でしたので倍率は35.0倍と、例年通り他学部を圧倒する非常に高い倍率でした。

 

 

私立医学部一般選抜で志願者増が目立ったのは昭和医科大学医学部で、一般1期の志願者は前年志願者に比べ749名増え、37.7%の大幅増でした。
昭和医科大学医学部一般1期の募集人員は83名ですから、増えた志願者749名だけを見ても、9倍となりました。

 

 

昭和医科大学医学部一般1期の志願者が大きく伸びたのは1次試験の日程によります。
前年の昭和医科大学医学部一般1期の1次試験日は埼玉医科大学、東海大学医学部、福岡大学医学部の1次試験日と重なっていました。
4校の1次試験日が重なっていた前年から、2025年度は昭和医科大学医学部の1次試験は、他の医学部との重複はなくなり、

このことが志願者を大きく伸ばしました。

 

 

3.2025年度私立歯学部一般選抜の志願状況

 

 

 

次に、私立歯学部一般選抜の志願者数を見てみましょう。

 

 

代々木ゼミナールの集計によれば共通テスト利用入試を含む一般選抜の志願者は、4487人で前年に比べ4.3%の増加となりました。
募集人員は592人ですので、一般選抜の倍率は7.6倍となりました。

 

 

代々木ゼミナールの私立歯学部に関する集計は、大学ごとの結果については公表しておらず。「私立歯学部全体」の集計のみを発表していますので、

何校分の集計化は不明です。

 

 

ただ、私立歯学部入試の大きな傾向はつかめると思います。

 

 

これまで見てきたように一般選抜の志願者は判明分ですが私立医学部は微減、私立歯学部は増加となりました。

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